スマートサイジング01 中古マンション購入 〜住居選択のクライテリア〜
スマートサイジング＝賢明なサイズ
ここでいうサイズとは、単なる寸法だけでなく、モノゴトの程度といった意味も込められているのでしょうか。
ようやく適切なサイズがわかってきたのはつい最近のこと。
洋服や愛すべき伴侶のサイズも考慮すべきですが、『家』ほどサイズの選択が大きく生活に影響を与えるモノもないでしょう。
現在我が家は美しい嫁さんと二人暮らしですが、結婚三年目に中古マンションを購入しました。ちなみに私は平均以下の年収です。その中で無理のない範囲でローンを組んでいます。
結婚前
東京メトロとJRまで徒歩1分、東京駅と銀座まで徒歩15分の28平米のワンルームに嫁さんを軟禁したところ狭すぎて胃潰瘍を発症。最高の立地でしたが引越しを決意。
結婚1年目〜2年目
同じ立地で探したもののよい物件に出会えず。駅から徒歩1分で検索範囲を広げたところ縁もゆかりもない谷根千に心奪われる。38㎡の1DKと手狭ながら、最上階で12㎡の広いベランダがあることが気に入って即契約。周りに高い建物がなかったため見晴らしも良く、夏になると目の前の通りを神輿が通り、ベランダカフェを楽しみました。
結婚3年目〜現在
賃貸契約更新を前にして住宅ローンが下がったのを機に、東京でマンション購入を考える。初めて二人が同棲（嫁さんを軟禁）した中央区とリセールバリューの高い港区・千代田区に絞り物件を検索。20件近く見たものの結局最初に見た物件が忘れられず。二週間後に長期出張が控えているにも関わらず、住宅ローンの手続きを強引に進め、出発の3日前に契約締結。引越しの片付けを嫁さんに押し付けて、海外出張三ヶ月に出たことは申し訳なかったなぁ。
愛する我が家のスペックは以下の通り。
2DK （1LDK）: 43㎡ + 33㎡（ルーフバルコニー）
築年が経っているので、立地を考慮すると、価格はそんなに高くありません。
私はこれまでの人生の中で、色々な場所へ引越しをしました。
上板橋、中目黒、白山、中村橋、方南町、上石神井、京都、笹塚、六本木、神楽坂、八丁堀、千駄木、茅場町。
様々な条件を試した結果、自分にとって最適な住処としてのクライテリアを持つに至りました。
重要なのは、その時の生活スタイルによってクライテリアは変わっていくことです。それを追求していくと、スマートサイジングにたどり着くのでしょう。
将来転職し、また引越すかもしれませんので現在の
住居選択のクライテリアをここに記録しておきます。自分のためでもありますし、誰かの役に立つかもしれませんので。
・広さ
→40㎡でも広いベランダがあれば二人までは快適に暮らせる。
狭い家だと必要ないものは買えないし、スペースを最大限に活用するための努力が必要になります。例えば、棚ひとつ買うにしても、寸法にこだわっており、ピッタリの家具が見つかった時の喜びもひとしおです。当然都心から離れれば同じ予算で倍の広さの家を買うことが出来ますが、最低限の広さ（私の場合は40㎡）があれば、より都心が好ましいです。これまで窓やベランダがない家にも住みましたが、私にとってベランダは快適に住む上で不可欠です。太陽の恵みを受け、家庭菜園に挑戦したり、物置として家に入らない荷物を保管したり、優雅にコーヒーを飲むこともできます。本当は庭が良いのですが、現在の仕事は出張で奥さんを一人残すことが多いので、三階以上のマンションという条件で家を探しました。
・駅までの距離
→近ければ近いほどよいが、徒歩5分以内が快適。
徒歩1分だが騒音が酷い場所と徒歩5分だが静かな場所であれば後者のほうが望ましい。
・立地
→都心で色々な手段・路線が活用できる方がよい。
一つの路線・駅しか利用できず、且つターミナル駅から遠い場合は不便ですし、災害の時にも困ります。今の家の場合、タクシーで2km以内にJR東京駅があり、新幹線が6路線、在来線が8路線も走っています。また、徒歩20分以内に都営地下鉄が3路線、徒歩5分以内に東京メトロが3路線走っています。更には、TCATまで徒歩5分であるため、羽田空港まで25分、成田空港まで55分で到着します。
→スーパーと大型の本屋の近くがよい
家の広さとも関係しますが、近くに24時間のスーパーがあるととても便利です。必要な時に買いに行けばよいので、家のスペースの有効活用にも繋がります。本屋も同様です。徒歩15分のところに丸善日本橋店があるため、本屋を本棚として活用できます。
→川の近くがよい
家の近くに隅田川があります。景色が綺麗で、散歩するととても気持ちがいいです。海だと潮風で洗濯物が干せないので、川がよいです。自然を近くに感じることができれば、家が多少狭くても我慢できます。
まだまだクライテリアはありますが、時間切れ。
思考をうまく整理できず、きれいにブログにまとめることができていませんが、これが現在の自分の能力ということで背伸びせずに記録しておきます。継続的に文章にまとめることにより、思考の整理も進んでいくでしょう。という事で、悔しくもありますが、今日はここまで。
